2021.12.05
施設の建設やプラント建設工事では、クレーンでの作業が必要です。
しかし、建設現場で必ず見かけるクレーンは、定期的に性能調査を行わなければなりません。
当記事では、クレーンの性能検査について紹介します。
▼クレーンの性能検査
クレーンには国が定めた利用期限があり、この期限を超えてクレーンを使用するためには性能調査を受けなければなりません。
これは労働安全衛生法によって定められているもので、調査に合格したクレーンだけが引き続き作業現場で利用できます。
性能調査の実施頻度は2年に1度であるため、忘れずに検査を受けましょう。
■目的
性能調査は、クレーンの不備・故障による労働災害を防ぐことを目的として実施されます。
車の保有者が車検を受けなければいけないのと同じで、安全面に配慮して調査・点検が行われるんです。
■検査内容
クレーンなどの起重機は「クレーン等安全規則第40条」によって、検査内容が定められているんです。
定格荷重に等しい重りを付けた状態で走行や旋回・釣り上げによる構造部分の問題の有無など様々な観点から調査されます。
▼まとめ
安全な建設工事を行うには、性能調査が実施されたクレーンが必須です。
利用しているクレーンは2年に1度の性能調査を実施しているか、不備はないか確認しておきましょう。
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