2022.03.15
脚立を使用し作業を行うことがありますが、脚立をしようした作業もれっきとした高所作業です。
脚立はごく身近な用具なので、危険をそれほど感じずに使用しているのではないでしょうか。
実は脚立でも重篤な災害が多数発生し、死亡に至るケースも少なくないことをご存じでしょうか。
今回の記事では、高所作業で脚立を使う際の注意点に関して解説します。
▼脚立からの転落事故の発生原因と対処法
高所作業の事故の多くは、事故防止のための準備が不十分なために発生しています。
■バランスを崩して転倒
天井付近にある機器の部品を交換するために、脚立に登る際にバランスを崩し転倒してしまいます。
部品などを手に持っていると、バランスを崩しかねません。
昇降時は荷物を手に持たないで、3点支持を守りましょう。
■作業体制不十分での事故
脚立をまたいだ状態から、体を反対方向に向けた時に転倒してしまうことです。
脚立にまたがっての作業は、一度バランスを崩すと立て直すのが非常に難しいです。
脚立の片側のみを使用して作業すると、3点指示が取りやすいです。
■不安定な接地面での事故
砂利の上に脚立を置き、大きな荷物を持っていたため脚立が傾き転倒。
脚立は昇降面の前後には安定していますが、左右方向には転倒しやすいです。
したがって、脚立を柔らかい土や砂利の上、段差のあるところで使用してはいけません。
▼まとめ
脚立を使用しての作業も高所作業です。
準備不足のまま、脚立で作業しての転落事故が多数発生しています。
使用する際は前もって準備をし、万全な状態で作業しましょう。
株式会社みのりでも高所作業・鳶工事にも対応しています。
安全で的確なサービスを提供いたしますので、お気軽にお問い合わせください。