2021.11.13
クレーンの作業で手や旗を動かしている場面を見ると、何をしているのか気になるのではないでしょうか。
実はクレーンを安全に操縦するために、作業中は手や旗を使った合図を用いて意志を伝えるのが一般的です。
そこでこの記事では、クレーンで使われる合図について詳しく解説していきます。
▼クレーンの運転に関する合図について
■クレーンで合図が手や旗を使う理由とは
クレーンは、運転士と合図者がそれぞれ意思疎通しながら行われます。
その理由は、つり荷が不安定なまま巻き上げられたり、意図しない方向に動いてしまったりしないためです。
通常の仕事であれば、声などを使って合図をします。
しかし、クレーン作業中は声がかき消される可能性があるので、手や旗を使って確実に意思疎通できるようにしているのです。
ただし、高層建築などでは、無線を使って言葉で合図をする場面もあります。
そのため、クレーン運転士は様々な合図の方法を覚えておくことが必要です。
■クレーンの主な合図
クレーン作業で主に使われる作業をいくつか紹介していきます。
①巻き上げ
巻き上げは、片手を上にあげて、グルグルと輪を描くことで伝えます。
②巻き下げ
巻き下げは、腕を肩の位置まで上げて、手のひらを下に振ることで伝えます。
➂作業の完了
作業完了の合図は、両手を頭の上でバッテンを作ることで伝えられます。
他にもたくさんありますので、必要な方は安全な作業を遂行するためにも覚えてください。
▼まとめ
クレーンにはいくつもの合図が存在します。
どれも安全に仕事をするために覚えなければなりません。
弊社では、スタッフ1人1人に丁寧に合図を教えています。
安全な環境でクレーン作業をしたいとお考えの方は、ぜひ弊社にご応募ください。