2022.03.22
高いところから万一落ちた場合に、頭を守ってくれるのがヘルメットです。
しかし、頭部を打った死亡災害で8割強が落下した時に保護用のヘルメットを被ってていなかったことをご存じでしょうか。
今回の記事では、墜落時ヘルメットに関して説明します。
▼高さ1m以下でもヘルメットの着用を
厚生労働省では、以下のように呼びかけています。
「高さ1m未満の場所での作業であっても墜落時保護用のヘルメットを着用して、頭部の負傷を防ぎましょう」
万一足を踏み外した場合に「尻餅ついた」では済まないような場所であれば選択しましょう。
高さ1mから転倒した場合の衝撃吸収効果は「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」では2倍以上の差です。
▼墜落時ヘルメットについて
基準が設けられていて、衝撃吸収性試験と耐貫通性試験の二つに合格していなければなりません。
ただし、二つの試験に合格して販売されているものであっても保護できる衝撃はそれ程大きいものではありません。
あくまでも、万一に備えるためのものなので過信は禁物です。
■選び方
かぶり心地や通気性・重量・装着のしやすさなどチェックポイントはいくつもあります。
しかし最も重要なポイントは、頭にフィットするジャストサイズのものを選びましょう。
▼まとめ
頭部を負傷した死亡災害のうち、8割強で着用していなかったヘルメット。
高いところで作業する以上、万一墜落した場合のことも考えて墜落時ヘルメットをかぶりましょう。
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