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高所作業時の作業床について解説

2022.04.01

2m以上の高所で作業する場合は、作業床が必要です。
その作業床を設置するためには、足場の特別教育を受講しなければ行うことができないことをご存じでしょうか。
今回の記事では、高所作業時の作業床について説明します。

▼高所作業時の作業床について

作業床とは
作業床とは、高さが2m以上の場所で行う作業において、墜落防止のために確保しなければならない床のことを言います。
要するに、足場の組み立てや、屋根自体も作業床ということです。
墜落防止措置として、作業床の幅は40cm以上で床材間のすき間は3cm以下・床材と建て地のすき間は12cm未満と定められています。

作業床の重要性について
作業床は、労働災害を起こさないようにするための重要な設備です。
2m以上の高所での作業は非常に危険を伴うことから、作業床は命を守るために大切です。
また、足場などの作業床からの墜落や転落事故が非常に多く発生したことから、2015年に墜落防止措置の強化が行われました。
それにより足場の組み立ての特別教育が行われるようになり、点検や鋼管足場に関する改正なども併せて行われました。

足場の材料について
作業床の足場にはいくつかの種類がありますが、共通する決まりがあります。
それは、使用する材料は丈夫なものを使用するということです。
損傷や変形・腐食のあるものを使用してはいけません。
これは、組み上げた足場が使用中に壊れたりすることがないように必要な条件です。

▼まとめ
高所作業を行なう場合は、作業床が重要な設備です。
その足場を組むためには特別教育の受講が必要です。
安心して作業するには、まずは作業床からといいますが、強固な足場が必要になるわけです。
株式会社みのりでは、豊富な実績と経験を活かし、その現場に合わせたベストな工程・工法プランを御提案いたします。
ぜひ一度お問い合わせください。

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