2022.09.01
働く全ての方が安心・安全に働いていくために、さまざまな規定が必要になってきます。
今回は労働時間の管理について、詳しく紹介していきたいと思います。
▼労働時間管理とは
労働時間管理とは、働き方改革の一環として企業が従業員の労働時間を客観的に把握しておくことになります。
労働安全衛生法改正によって、現在義務化されています。
労働時間管理は規模に関係なく、従業員を雇っている企業は対象になっていますのでしっかりと把握するようにしましょう。
▼労働時間管理のポイント
■勤怠管理システムを導入する
パソコンだけでなく、スマホやタブレットからアクセスできる勤怠管理システムの導入をおすすめします。
従業員の名簿管理や出退勤の打刻データなども自動的に保存されますので、人事担当者の労力軽減につながります。
■残業申請方法の見直しを行う
時間外労働時間の上限を超えて働いた場合、法令違反となる可能性があります。
残業時間のさまざまなトラブルを防ぐためにも、事前承認制にすることをおすすめします。
■適切な雇用と人員配置をする
長時間労働は過労死などさまざまな問題を引き起こす可能性があります。
それらを避けるためにも、適切な雇用を行って人員配置を正しくすることが大切です。
■従業員のモチベーションを保つ
管理をしっかりと行うことで、環境が改善して従業員のモチベーションへとつながっていきます。
労働時間管理のメリットなどを従業員にしっかりと伝えたうえで、理解してもらうことが大切です。
▼まとめ
労働時間を正確に把握することで、従業員の勤怠の実態が細かく分かるようになります。
働きやすい環境を整えて、社内のトラブルを未然に防ぎましょう。