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社会保険の加入条件について

2022.09.15

社会保険は国の保険制度のことで、それぞれのリスクに備えてあらかじめ用意されている保険のことになります。
リスクに備えることができるなら加入しておきたいですが、事業所や労働者それぞれに加入条件が決められているんですよ。
今回の記事では、社会保険の加入条件についてお話ししていきたいと思います。

▼社会保険とは
社会保険は、会社で働き始める時に加入するもので、健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などの加入をすることができます。
会社に入社した時点で自動的に加入することになり、支払いは給料から天引きされる仕組みになっています。

▼社会保険の加入条件
社会保険の加入条件を、保険の種類に分けてお話ししていきますね。

健康保険と厚生年金保険
健康保険と厚生年金保険は、所属している会社の勤務日数や雇用期間・従業員数によって条件が変わってきます。

強制的に加入しないといけない条件は以下の通りです。

・製造業、運送業、清掃業、物品販売業、金融保険業、医療保険業、電気ガス事業などの事業を行っていて、5人以上の従業員がいる。
・国や地方公共団体、もしくは法人で従業員を使用している。

また任意で加入できる事業所は、個人事業で従業員が5名以下の農林水産業や一部のサービス業が含まれます。

雇用保険
雇用保険は、会社で働くうえでサポートをしてくれる保険制度になります。
強制的に加入しないといけない条件は以下の通りです。

・所定の労働時間が1週間で20時間を超える場合。
・学生ではなく、最低31日以上働く見込みがある場合。

正規社員のみならず、パート・アルバイトでも雇用保険の加入対象となります。

労災保険
労災保険は、働きながら万が一怪我や障がいを負うことになった場合に、当事者または遺族に支払われる保険制度になります。
労災保険の強制的な加入条件は、常駐している労働者が1人以上いる場合になります。

▼まとめ
社会保険は、いくつかの種類に分けることができて、それぞれ加入する条件が定められています。
働くうえで大切な保険になるので、事前にしっかりチェックしておくと安心ですよ。

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